2013年11月09日

late autumn ephemeral

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ケンモンミドリキリガの飛翔 Daseochaeta viridis 2013 Kanagawa


トンボのシーズンは概ね3分割できる。ムカシトンボやクロスジギンヤンマ等は春のトンボ、マルタンヤンマやウチワヤンマ等は夏のトンボ、アカネやカトリヤンマ等は秋のトンボ。トンボの種類の移り変わりは何とも季節感があるものだ。蛾の場合、さらにシーズンが細分化される。トンボより早い数週間単位で種類の構成が変わっていく。ケンモンミドリキリガは毎年概ね11月初めから11月第3週くらいまでの3週間の間しか見かけない。そして、この蛾がいなくなる頃、今度はニトベエダシャクが3週間活躍する。ニトベエダシャクがいなくなると本格的なフユシャクの季節になる。春の儚い命(スプリングエフェメラル)が1年中続いていく感じ。
posted by jan at 00:00| チョウ・ガ

2013年11月04日

オカルト

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ヒメヤママユ Saturnia jonasii 2013 Kanagawa


夜の森は相変わらず怖い。この日は森の奥に人魂のような発光体が見え、赤ちゃんの泣き声が聞こえた。怖かった。オカルト的な物は信じていないので、人魂も泣き声も気のせいだと割り切れる。それでも怖い。それでも森に入る。ヒトの歴史にとって暗闇は天敵に突然襲われる可能性がある恐怖の場所だったんだと思う。暗闇や危険な場所を恐怖に感じない系統は淘汰され、人魂とか幽霊が見えたり赤ちゃんの声が聞こえる系統は生き残ったんだよ。空が明るくなりそろそろ帰ろうかという時刻、今年初めてのヒメヤママユが交尾個体というラッキー。
posted by jan at 16:13| チョウ・ガ